試合結果

Vsロッテ(京セラD大阪)2023/10/04(Wed)

宮城投手、3年連続規定投球回クリア
球団最多タイ88勝の可能性消滅

先発の宮城投手は発熱を伴う体調不良から再登録され、9月17日以来の先発。ストレート、スライダー、チェンジアップと小気味のいいピッチング。特にチェンジアップが右バッターの外角低めに決まっていましたね。
11勝目は間違いないのでは、と思っていましたが、5回を投げ終わって降板。半月ぶりの登板でしたので大事をとったのでしょうか。しかしながら、63球を投げ、被安打1の見事なピッチングでした。これで、高卒2年目から3年連続で規定投球回をクリアしました。ナイスピッチング!
3番手で登板したのは、横山投手。今日は制球と変化球が安定しませんでしたね。特に2アウト2塁1塁の場面、代打角中選手へはストレート主体で投球を組み立てるしかなく、それでも3(B)-1(S)とボールが先行。次の球もストレートで責めましたが、右中間を真っ二つに破るツーベースヒットを打たれてしまいました。角中選手は、完全にインコースのストレートを待っていましたね。課題の残る悔しいピッチングとなりました。
9回に登板したのは村西投手。1軍では久々に見る姿。3対6とリードされている場面でしたが、今までとは雰囲気が変わっていましたね。アンダースローの投球フォームが、今までより深く、より下から投球しているように感じました。相当投げ込んきたのでしょう。フォームがしっくり来ていました。それで、何よりも表情がよかったですね。自信に満ち溢れているかのような、キリッと引き締まった顔。ウエスタンリーグで最優秀防御率のタイトルを取ったことが頷けました。また、1軍での活躍が楽しみですね。
打撃陣では、最近好調のゴンザレス選手が12号ホームランを打ってくれました。6回1対1の同点の場面から、勝ち越しのホームラン。ライトスタンドへ完璧な当たり。ベンチへ戻ってハイタッチをする際、笑顔も出ていました。笑わない男が最近、笑うようになってきました。それだけ好調の証しでしょうし、チームにも打ち解けている証拠でしょう。ますます期待が膨らみます。
今日の負けで、1956年の阪急時代に並ぶ球団最多のシーズン88勝が消滅してしまいました。残念なことですが、これが目標ではありません。気持ちを切り替えて次のステージへ行きましょう。

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